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GSユアサ純利益18・1%増と過去最高 19年3月期決算

 ジーエス・ユアサコーポレーションが13日に発表した2019年3月期連結決算は、純利益が前期比18・1%増と過去最高を更新した。主力の自動車用鉛蓄電池で鉛の価格転嫁が進み、国内の補修用も堅調で収益ともに過去最高となった。

 売上高は0・5%増の4130億円。自動車用鉛蓄電池は売上高が1・4%増の2785億円。国内で交換向けの補修用需要が堅調だった。中国や東南アジアは景気減速で販売数量は減少したが、鉛の価格転嫁が進んだ。

 車載用リチウムイオン電池(LiB)はプラグインハイブリッド車向けが伸びて1・8%増の455億円。原材料価格高騰や開発費用増加で営業利益は77・3%減だったが3年連続の黒字を維持。持分法適用会社の投資利益も増え、経常利益は15・6%増の247億円だった。

 20年3月期は、自動車用鉛蓄電池が国内外で伸びるとみて売上高は過去最高を予想。欧州向け車載LiB製造拠点として今秋に操業するハンガリー工場の立ち上げ費用や研究開発費の増加で減益を予想する。

 19~21年度の第5次中期経営計画も発表した。中長期的な成長に向け950億円を設備投資に充てる。特に成長が見込まれる車載用LiB事業は480億円を投入し、生産体制増強などを進める。21年度は売上高4600億円以上を目標に掲げる。

 京都市下京区で会見した村尾修社長は「車載LiBは自社の技術を生かせるハイブリッド車向けと欧州向けの始動用12ボルトに注力し、プレゼンスを高めたい」と述べた。

【 2019年05月13日 23時10分 】

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