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チューハイ好調、宝HD4年連続の過去最高益 3月期

表の数字の単位は百万円。▲は減
表の数字の単位は百万円。▲は減

 宝ホールディングス(HD)が14日発表した2019年3月期連結決算は、経常利益が前期比14・1%増の1835億円となり、4年連続で過去最高を更新した。ソフトアルコール飲料の販売や日本食材卸事業が好調だった。

 売上高は3・5%増の2774億円と8年連続の増収。国内酒類の売上高は1・6%増の1200億円。焼酎や清酒は市場全体の縮小で伸び悩んだが、チューハイなどソフトアルコールが伸長した。海外での日本食材卸と酒類販売も10・1%増の778億円と好調だった。バイオ事業が10・9%増の358億円と伸び、けん引した。

 前期に計上した子会社譲渡に伴う株式売却益の反動や、台風による損害などがあり、純利益は5・6%減の104億円。年配当は1株2円増配の方針。

 20年3月期は、国内でのソフトアルコールや海外の日本食材が堅調とみて、増収増益を予想する。2円増配する予定。

 また前社長の柿本敏男副会長が、代表権のない相談役に退く人事も内定した。6月27日に開く株主総会後に正式決定する。

 大阪市内で記者会見した木村睦社長は米国の対中関税引き上げについて「価格に転嫁するが、日本食材で短期的に少し影響があるだろう。中国以外からの調達など回避策も検討する」と述べた。

【 2019年05月14日 23時50分 】

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