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技術革新や挑戦「事業継続の鍵」長寿企業に学べ 京都でシンポ

京都の長寿企業の経営者らが事業の継続で重要なことを話し合ったシンポジウム(京都市下京区)
京都の長寿企業の経営者らが事業の継続で重要なことを話し合ったシンポジウム(京都市下京区)

 創業100年を超える京都の長寿企業に、環境や時代の変化に対応した事業継続のあり方を学ぶシンポジウムが22日に京都市下京区のホテルであり、企業経営者らが未来に残る企業像を語った。

 計量・包装機器大手、イシダ(左京区)の石田隆英社長は「スーパーなど顧客のニーズが技術革新につながっている」として計量機から包装機、検査機と製品が拡大した経緯を説明した。

 半兵衛麸(東山区)の玉置万美社長は、食文化の変化に合わせた食べ方を提案する取り組みを説明。「不易流行」の家訓を取り上げ、「世代ごとに少しずつ改良しながら変化に対応してきた」と振り返った。

 西陣織の細尾(中京区)の細尾真孝常務は、海外進出で最初は赤字を出しながらも、素材としての魅力が伝わった経緯を紹介。高級ブランド店の内装など新事業の発展につながり、「挑戦が次の時代に進む鍵になる」と強調した。

 宮本又郎大阪大名誉教授は、長寿企業は家族経営が多く、生き残ろうという意識が技術革新を生む一方、保守性や閉鎖性の克服が課題と問題提起した。

 シンポは区分所有オフィス事業のボルテックス(東京都)のシンクタンクなどの主催。関西の企業経営者ら200人が参加した。

【 2019年05月23日 17時00分 】

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  • 京都の長寿企業の経営者らが事業の継続で重要なことを話し合ったシンポジウム(京都市下京区)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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