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飲料パックで図形学習工夫 京都の女子高生が指導法考案

身近な飲料パックの面積の求め方を考える中学生に助言する南陽高生(中央)=京都府木津川市兜台・木津第二中
身近な飲料パックの面積の求め方を考える中学生に助言する南陽高生(中央)=京都府木津川市兜台・木津第二中

 南陽高(京都府木津川市兜台)の生徒たちが、身近な飲料パックを使って平面や立体図形について学ぶ数学の授業プログラムを考え、近くの木津第二中で出前授業を行った。数学教育の学会でも発表し、注目を集めている。

 サイエンスリサーチ科3年の女子生徒3人は教員志望で、昨年度から授業の一環で取り組んできた。全国学力テストの結果や、自分たちで行ったアンケートから、中学生は図形の単元が苦手と分かり、指導法を考えた。

 授業は「企業にとってどのような飲料パックが得かを考える」をテーマに、販売されている円すい台形と円筒形の飲料パックを切り開いて分度器や定規で測り、それぞれ面積と容積との比を求める。

 実践を前に、3月に千葉県で開かれた「数学教育研究会2018」で、大学生に交じって口頭発表した。このほど木津第二中の3年の授業で3人が指導。面積の求め方でつまずく生徒にヒントを出し、面積と容積の大小関係に注目してもらえるよう教えていった。

 生徒からは「分かりやすかった」などと好評で、3人は「いつか教員になったら、自分の授業で実践してみたい」と思いを膨らませていた。

【 2018年06月10日 19時50分 】

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