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尾上松之助の写真データベース公開 立命大「目玉の松ちゃん」

一般公開された尾上松之助の写真データベースの検索結果画面(立命館大アート・リサーチセンター提供)
一般公開された尾上松之助の写真データベースの検索結果画面(立命館大アート・リサーチセンター提供)

 立命館大アート・リサーチセンター(京都市北区)のホームページで、「目玉の松ちゃん」で知られる映画スター尾上松之助(1875~1926年)の写真データベースの公開が始まった。絵はがきブロマイドなど、映画史に残る貴重な写真354点をネット上で自由に閲覧できる。

 データベース「目玉の松ちゃん・尾上松之助活動写真デジタル資料館」では、大正時代に東京・浅草の映画館などで上映された40作品の絵はがきブロマイドが説明付きで公開されている。映画の各シーンを活写した松之助や共演者の迫力あるモノクロ写真を、役者名や演目などから検索できる。

 民間団体「尾上松之助遺品保存会」が管理する遺品や資料を、赤間亮立命館大教授の指導の下、同センターが昨年からデジタルアーカイブ化を順次進めている。

 現在は映画「実録忠臣蔵」のスチール写真約300点をデジタル化を進めている。今後、衣装などの遺品も公開して拡充していく予定。データベースの効果について、赤間教授は「初期映画史を研究する多くの人を巻き込んでコンソーシアムをつくり、ばらばらだった活動を一つにまとめることができる」と期待する。

 保存会の松野吉孝代表(65)=下京区=は「これまでも機会あるごとに展示してきたが、海外の研究者など、より多くの人々にじっくり見てもらえる。研究資料として活用してもらいたい」と話している。

【 2018年06月26日 17時00分 】

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