“リケジョ”目指し同志社大で合宿 京都・女子中高生向けに
女子中高生に理系の学びへの関心を持ってもらう体験合宿「ガールズサイエンスキャンプ」が、京田辺市多々羅の同志社大京田辺キャンパスで開かれている。7日は参加者たちが学部で行われている実験を体験した。
国立研究開発法人・科学技術振興機構が進める理系進路選択支援プログラムの一環で、同大は3回目の開催。京都市や大阪府、奈良県などから45人が参加し、6日から2泊3日の日程で行う。
この日は女子中高生たちがグループに分かれ、飛行するコウモリの超音波や、脳が筋肉を動かす電気信号の測定などの実験に、理工学部や生命医科学部の学生や教授らの指導を受けながら取り組んだ。
電気信号の計測実験を体験した同志社女子高1年の大西亜実さん(15)は「筋肉が動くのと電気信号が届くまでのタイムラグが大きいことに驚いた。科学が身近に感じられた」と話していた。
最終日の8日は自動車関連技術の研究開発拠点になっている堀場製作所びわこ工場(大津市)を見学、女性技術者と交流する。
【 2018年08月08日 12時57分 】