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夜間中学、学びたい理由は? 京都で新設巡りアンケート

 京都府教育委員会は、夜間中学を京都市外の府内に新設するか検討するため、どういった要望があるか調べるアンケートを行っている。府内には京都市立洛友中(下京区)の1校のみで、2016年12月に成立した教育機会確保法は各都道府県に1校以上の設置を求めている。府教委はアンケートの結果を受けて新設するかどうかの方針を本年度中に決める。

 夜間中学は、戦後の混乱期に勉強できなかった人などが通う公立学校で、中学卒業資格を得られる。近年は、中学時代に不登校だった人や在留外国人などさまざま人が通うため、教育機会確保法を受けて千葉県松戸市など新設する動きが全国で広がっている。京都では洛友中に現在24人が通っているが、入学は市内在住者に限られているため、府教委は8月に検討会議を設け、府内に新設すべきか議論している。

 アンケートでは、夜間中学について授業料が無償であることや、週5日授業があることなどを紹介。その上で勉強したい人に向けて、学びたい理由や年齢、在住市町村名を尋ねている。学びたい内容や夜間中学に関する希望も記述できる。京都市外の府内の市町(組合)教育委員会や図書館、公民館などで、府教委に郵送かファクスできるアンケート用紙を配っている。府教委のホームページでも募集している。12月11日まで。

 問い合わせは府教委学校教育課075(414)5840。

【 2018年11月22日 05時00分 】

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