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名物食べ物復活の場に空き家を活用 建築甲子園で女子高生入賞

空き家活用のアイデアで、奨励賞に選ばれた宮津高建築科の(左から)糸井さん、芦原さん、金川さん=京都府宮津市滝馬・同高
空き家活用のアイデアで、奨励賞に選ばれた宮津高建築科の(左から)糸井さん、芦原さん、金川さん=京都府宮津市滝馬・同高

 建築を学ぶ高校生らが空き家を使ったアイデアを競う「第9回建築甲子園」(日本建築士会連合会など主催)で、京都府宮津市滝馬の宮津高建築科の3人が奨励賞を受賞した。市街地の空き家を改修し、かつて宮津にあった名物の食べ物を復活させる拠点として提案した。

 3年の芦原七海さんと糸井晴香さん、金川乃々さん=いずれも(18)。3人は、同市新浜地区にある木造2階建ての店舗兼住宅の活用案を探る中、宮津で食べられていた「カレー焼き」や「宮津飴(あめ)」などが店主が亡くなったり高齢化したりして姿を消してしまったことに注目。市民に親しまれた味を受け継ぐ場をつくろうと考えた。

 作り手だった人を尋ねて話を聞くなどし、たばこ店だった外観をカレー焼きの店構えに似せ、2階はお菓子を手作りする体験スペースにすることを考案した。空き家の図面と合わせてA1サイズの紙にまとめた作品は府代表として全国大会で審査され、奨励賞(26作品)に選ばれた。

 同高でこのほど賞状の授与式があり、3人は「空き家の活用策を考える良い機会になった」「どう生かすかは人から話を聞くことが一番だと思った。もっと深く建築を学びたい」と話していた。

【 2019年02月08日 13時35分 】

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