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幼稚園と認可外保育併用の独自制度 京都・待機児童対策で

制度を利用する子どものイメージ
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 認可保育所に入れない待機児童が問題となる中、京都府長岡京市は、認可外保育所と幼稚園を組み合わせて利用する家庭への補助制度を2017年度から設けている。市は「多様な子育ての在り方における一つの選択肢」に位置づけており、制度活用の検討も呼び掛けている。

 全国的にもほとんど例がないという制度で、利用する子どもたちは、幼稚園の通常の保育時間の前後を認可外保育所で過ごす。両施設間の移動は幼稚園の送迎バスで行うよう、市が調整した。

 補助制度の対象は、満3歳から就学前までの子どもで、両親が共働きなど保育が必要な環境にあること。補助額は4~5歳児だと月額3200円~3万6800円で収入によって異なる。利用実績は17年度は前期が7件、後期が6件で、18年度は前期が6件、後期も6件(見込み)で推移している。認可保育所に入れなかったために、その受け皿としての利用が多いが、幼稚園で教育を受けることを希望するために制度を活用する家庭もあるという。

 市子育て支援課は「制度によって、利用が減少傾向にある幼稚園と認可外保育所の双方の施設を有効利用できる。子育ての多様な選択肢を提供できていることにも意義がある」としている。

【 2019年02月09日 21時52分 】

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