右脳鍛える幼児教育「早いほど才能育つ」 京都、専門家が講演
「子どもの才能を大きく引き出す教育法」と題した幼児教育講演会が10日、京都市中京区のこどもみらい館であった。日本右脳記憶教育協会の本田右志代表理事らが幼児期に右脳を鍛えることの意義と重要性を説明した。
幼児教育に長年携わってきた本田さんは、教育を早く始めるほど高い才能が育ち、成長とともに伸びにくくなる「才能逓減(ていげん)の法則」という教育理論を紹介。
幼児期の語学力や語彙(ごい)力の習得が、学力や創造性の向上につながることを説明した上で「子どもがやりたいことをやり、楽しく感じなければ右脳は働かない。親の押しつけではなく子どもを基準に考えて」と訴えた。
最後に、同協会のメンバーが歌に合わせてさまざまな絵柄や文字が描かれたカードを高速でめくっていく「フラッシュカード」など、右脳を刺激する取り組みを実演した。
講演会は同協会京都御所南支部が主催。子ども連れなど約50人が参加した。
【 2019年02月11日 10時15分 】