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いじめ、小学校で1万件超 京都・認知件数「冷やかし」が最多

 京都府教育委員会は21日、府内(京都市除く)の小中高校などで2学期に行ったいじめ調査の結果を公表した。不登校などに陥る「重大事態」はなかったが、小学校での認知件数は前年度同期に続き1万件を超えた。府教委は「深刻な状況ととらえ、適正に対応したい」としている。

 府教委は毎年、1学期と2学期の2回、いじめの状況を子どもへのアンケートなどで調べている。

 小学校は209校の6万870人を調査し、いじめの認知件数は1万682件(前年度同期は1万1179人)だった。このうち、早急な指導が必要な「要指導」は1470件(同1204件)で、向日市の239件、福知山市の236件などが目立った。

 中学校は97校の2万9687人を調べ、認知件数は935件(同939件)。「要指導」は144件(同128件)で、長岡京市が33件、宇治市が24件などだった。高校は47校の3万2871人を調べ、認知件数は270件(同258件)、「要指導」は前年度と同じ50件だった。

 いじめの内容は、小中学校は「冷やかしやからかい」が最も多く、次いで「軽くぶつかられたり、たたかれたりする」「仲間はずれや無視」などが続いた。「ネットいじめ」などのパソコンや携帯電話での中傷が259件と前年度から20件増えた。

 府教委は、いじめと認知する基準を「嫌な思いをした」など幅広く設定しており、「『要指導』が認知件数の1割を超えており、きめ細かに対応したい」(学校教育課)としている。

【 2019年02月22日 12時14分 】

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