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アユモドキ大切に育てるよ 大津の小学校、琵琶湖へ放流目指す

アユモドキの稚魚(左下)を観察する児童=大津市昭和町・滋賀大付属小
アユモドキの稚魚(左下)を観察する児童=大津市昭和町・滋賀大付属小

 国の天然記念物で、絶滅が危惧されているアユモドキが4日、環境省から、大津市昭和町の滋賀大付属小に引き渡された。同小は将来、琵琶湖への放流を目指して飼育に取り組む。

 アユモドキは、コイ目アユモドキ科の淡水魚。現在は亀岡市や岡山県の一部でしか生息が確認されず、滋賀県では1992年を最後に確認されていないという。今回は環境省の保護増殖事業の一環で同校に40匹の稚魚が預けられた。

 引き渡し式では、同省近畿地方環境事務所(大阪市)の担当者や琵琶湖博物館環境学習センターの学芸員が、アユモドキを取り巻く厳しい環境や生態について説明し、「昔は琵琶湖にもいた。戻せるようになるまで大切に飼育して」と呼び掛けた。

 同小で世話を担当する委員会の部長の6年生の児童(12)は5センチほどの稚魚を見て「責任を持って育てる。繁殖に成功した他県の学校にも見に行きたい」と話した。

【 2019年03月05日 10時51分 】

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