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退職の益川氏に名誉教授称号記授与 京都産業大

京都産業大名誉教授の称号記を手に笑顔を見せる益川氏+(京都市中京区)
京都産業大名誉教授の称号記を手に笑顔を見せる益川氏+(京都市中京区)

 京都産業大は29日、2008年のノーベル物理学賞受賞者の益川敏英教授(79)に名誉教授の称号記を授与した。今月末で退職する益川教授は研究の第一線から退くと表明し、専門にとらわれず興味を抱いたことを探究し続けた自身の研究人生について、「十分『遊ばせて』もらった」と笑顔で振り返った。

 京都市中京区のホテルで称号記の授与式が行われ、京産大の大城光正学長が益川教授らに手渡した。4月1日付で名誉教授となる。

 03年から京産大教授を務め、09年に若手や退官後の研究者が学問できる場として設立された「益川塾」の塾頭に就任。「塾は当時の学長が考えた形と違ったと思うが、いろいろと面白いことが起きた」と述べた。

 また、日本人初のノーベル賞受賞者湯川秀樹博士の葬式に参列した際、別の参列者の学者と専門以外の分野の議論をし、論文にまとめた経験を披露。「言われたからやるのでなく、興味があることに向き合ってきた」と、長年貫いてきた自身の研究姿勢について語った。

【 2019年03月29日 23時00分 】

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