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持続可能社会へ「授業充実を」京都で高校教員向け研修会

高大接続改革について講演する大杉企画官(京都市伏見区・京都府総合教育センター)
高大接続改革について講演する大杉企画官(京都市伏見区・京都府総合教育センター)

 高校教育・大学教育・大学入試を一体的に変える「高大接続改革」に向け、京都府立高の教員を対象にした研修会が23日、京都市伏見区の府総合教育センターで開かれた。文部科学省の大杉住子国際戦略企画官が講演し、「持続可能な社会の作り手となる力をつけられるよう授業を充実させてほしい」と呼び掛けた。

 大杉氏は2020年度からセンター試験に替わって導入される大学共通テストについて「入試を通じて、こういう力をつけてもらいたい、というメッセージを送っている。高校と大学の教員で狙いを共有しながら作問しており、受験だけでなくその先の大学や仕事で必要な力も見据えている」と強調した。

 その上で「入試から逆算して議論されがちだが、まず高校の授業を充実させることが重要。テストで問えるのは知識・技能や思考力・判断力・表現力。さらに必要な『学びに向かう力』は授業で育成してほしい」と要望。授業改善の一例として「国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)を題材にしてもよいのではないか」と提案した。

 研修会は府教育委員会が主催し、約100人が参加した。

【 2019年05月24日 08時57分 】

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