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クイズで学ぶ動物の生態 京都市動物園がワークブック作製

正解を探して書き込む「みんながつくるワークブック」を手に持つ坂本副園長(京都市左京区・市動物園)
正解を探して書き込む「みんながつくるワークブック」を手に持つ坂本副園長(京都市左京区・市動物園)

 京都市動物園(左京区)は、クイズを通して動物の生態や多様性を学ぶ「みんながつくるワークブック」を作製した。夏休みまでに、市内の小学校の全児童に配布する。同園は「この本は未完成品。答えを書き入れ、自分なりの本を完成させて」と話している。

 ワークブックは、同園の提案型サポーターをつとめる大垣書店(北区)の協力で制作した。体の模様から動物の種類を判別したり、顔などの特徴をヒントに猿の仲間を分類したりする多彩なクイズを掲載する。園内で探した答えを冊子の空白部分に書き入れることで、中身を完成させる。

 京都の里山に住む野生動物も特集し、獣害や外来種を解説。絶滅危惧種であるツシマヤマネコの保護活動を紹介しながら、生物多様性について考えるページも設けている。

 デザインは、同園と連携協定を結ぶ嵯峨美術大(右京区)の池田泰子教授が担当した。塗り絵やキリンの模様を観察して描くページもあり、子どもが主体的に学べるよう工夫されている。

 同園の坂本英房副園長は「正解を探して書き込むうちに、新たな発見や疑問が出てくる。それを広げて新しい学びにつなげてほしい」と話している。

 A5判、20ページ。計7万3千部発行。同園でも無料で配布している。問い合わせは同園075(771)0210。

【 2019年07月16日 09時27分 】

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