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女子大寮、相部屋人気なく…閉鎖 隣接地に個室型を新設

本年度末で閉寮する同志社女子大のめぐみ寮(城陽市寺田)
本年度末で閉寮する同志社女子大のめぐみ寮(城陽市寺田)

 京都府城陽市寺田の近鉄寺田駅近くにある同志社女子大の学生寮「めぐみ寮」が、本年度末で閉寮する。新たな寮が、同大学京田辺キャンパス(京田辺市興戸)の隣接地に設けられる。

 めぐみ寮は1989年、城陽市久世で開寮し、97年に現在地に移った。最大収容人数は120人で、本年度は京田辺キャンパスに通う86人(4月時点)が生活している。

 大学広報課の説明によると、同大学には二つの学生寮があり、ともに2人1部屋の方式で運営してきたが、「最近はあまり人気がなかった」という。「学寮整備事業」としてあり方を検討した結果、居室を個室にし、留学生にも使いやすい施設にすることを重点に、再整備することになった。

 今出川キャンパスに近い京都市上京区のみぎわ寮は、4月から個室での運用を始めている。めぐみ寮は、個室化に加え、留学生が京田辺キャンパスに通う際の交通費負担を解消するため、閉寮して京田辺新寮(仮称)の建設を決めた。

 地元にめぐみ寮があることから、城陽市は2016年、まちづくりに若者目線を取り入れるため、同大学京田辺キャンパスで市をPRするイベントを初めて実施。翌年には学生が市への政策提言を考えるゼミも始まり、今年は奥田敏晴市長の前で学生が考えた政策を発表した。

 ゼミで講義もした今西仲雄副市長は「学生寮が市との関係を築くきっかけとなったのはありがたかった」と話し、今後の関係継続に意欲を見せる。

 大学広報課は、寮施設について「売却も含めて検討中」とする。城陽市との関係を巡っては「機会を与えてもらえるのであれば続けていきたい」としている。

【 2019年08月22日 19時05分 】

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  • 本年度末で閉寮する同志社女子大のめぐみ寮(城陽市寺田)
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