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いぼの治療薬候補で治験 京大など、増殖抑制効果を期待

 いぼの新たな治療薬候補を使った治験を、京都大医学部付属病院(京都市左京区)と国立病院機構京都医療センター(伏見区)が実施している。

 いぼは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で手足や顔に生じる。通常、液体窒素によって凍結させて治療するが一度で完治させるのは難しい。

 治療薬候補は京大医学研究科のグループが開発。HPVの増殖を抑える効果が期待でき、縦横1センチの貼付剤として用いる。2016年度には安全性を確認する治験を9人に実施した。17年11月から安全性と効果を確認するため44人を対象に治験を始めた。

 現在も治験への参加を募っている。参加者は偽薬と貼付剤のいずれかを患部に14日間貼った後、2カ月の経過観察をする。参加できるのは20歳以上で、女性の場合は閉経が条件。このほかにも除外基準がある。担当する京大医学研究科の野村尚史医師は「多くの人が悩んでいるいぼの新たな治療法を確立したい」と話す。

【 2018年04月06日 08時16分 】

岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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