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湯川秀樹の研究日記、HPで公開 京大、直筆40ページ

湯川秀樹が1938年に開いた勉強会について書き留めた研究室日記の一部(京都大提供)
湯川秀樹が1938年に開いた勉強会について書き留めた研究室日記の一部(京都大提供)

 京都大などは6日、日本人初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹(1907~81年)が38年に記した研究室日記をホームページで公開した。直筆の資料をまとまった形で公開するのは初めてといい、湯川が生き生きと研究に打ち込む様子を感じられるという。

 公開したのは、京大基礎物理学研究所の湯川記念館史料室が保管する研究室日記15冊のうち、1冊目の前半約40ページ。39年5月に京都帝国大(現京大)に転任する直前、大阪帝国大(現大阪大)の助教授のころに記したものだ。

 当時、研究室で「理論コロキウム」と名付けた勉強会を開いており、計31回の参加者や参加人数、開催場所、テーマなどを記録。数式を数ページに渡って記述した回もある。

 京大は「若い研究者たちへの刺激や、幅広い人が科学への興味を深める機会になれば」と期待する。同史料室と大阪大総合学術博物館湯川記念室のホームページでそれぞれ公開している。

【 2018年07月06日 21時50分 】

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