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コウノトリ、滋賀で巣作りして 市民団体が塔建設、国内4カ所目

昨年8月に飛来したコウノトリ(滋賀県長浜市高畑町)=中西佳澄さん提供
昨年8月に飛来したコウノトリ(滋賀県長浜市高畑町)=中西佳澄さん提供

 国の特別天然記念物コウノトリのすみやすい里づくりを進めようと、滋賀県長浜市木尾町で22日、住民らが巣作り用の塔を建てた。一帯は昨年からコウノトリが複数飛来しており、住民らは定住と繁殖に期待を寄せる。

 コウノトリの餌場となる湿地づくりを進める市民団体「コウノトリ湿地ネット」(兵庫県豊岡市、佐竹節夫代表)が、生息域を広める事業の一環で設置した。

 農事組合法人の敷地の一角に高さ約11メートルのコンクリート柱を立てた。巣が作りやすいよう逆円すい形の鉄製かごが最上部に付いている。同ネットによると、設置は京丹後市と島根県雲南市、兵庫県高砂市に次いで4カ所目。

 長浜市の同ネット会員によると、市内では2014年に西浅井町にコウノトリ8羽が飛来して以降、豊岡市で放たれた個体が観察されるようになった。木尾町を含む旧浅井町田根地区では、昨春ごろから複数が飛来。夏ごろには13羽の群れが観察されたという。

 同ネットが昨夏、地元住民に塔設置を打診、地元の住職中西佳澄さん(61)が橋渡し役を務めた。中西さんは「地元がコウノトリの里として親しまれるようになれば」と話した。

【 2019年01月23日 10時23分 】

ニュース写真

  • 昨年8月に飛来したコウノトリ(滋賀県長浜市高畑町)=中西佳澄さん提供
  • 設置された巣作り用の塔を眺める住民ら(滋賀県長浜市木尾町)
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