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福島・伊達市の被ばく論文を削除
国の審議会、不同意データ使用で

 福島県伊達市の住民の個人被ばく線量を分析した論文に本人の同意がないデータが使われていた問題で、国の放射線審議会は25日、東京電力福島第1原発事故後に策定された放射線基準を検証する資料に引用していた同論文を削除した。事務局の原子力規制庁が「引用を差し控えるのが適切」と説明、委員から異論はなかった。

 引用していた論文は、早野龍五東京大名誉教授と宮崎真福島県立医大講師の共著で、16年に英専門誌に掲載。

 規制庁は、今月8日に早野氏が発表した「不同意データが含まれているならば、論文の扱いに大きな影響を与える」とする声明を報告し資料から削除すべきとの見解を示した。

【 2019年01月25日 17時11分 】

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