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薬の「護衛」高分子開発
がんへ分解されず届ける

 がんの遺伝子の働きを抑える薬を、血液中で分解されないよう護衛しながらがん細胞へ確実に届ける高分子を開発したと、東京大の片岡一則特任教授らのチームが24日、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。マウスの実験で治療効果を確認、年内にも乳がんを対象に臨床試験(治験)を始める考え。

 開発した高分子は、薬に結合する部分と、薬を分解してしまう血液中の酵素を寄せ付けない枝のような部分からなる。約20ナノメートル(ナノは10億分の1)と小さいため、血流に乗ってがん組織にたどり着くと、血管の壁の隙間から抜け出し、がん細胞に薬を届ける仕組み。

【 2019年04月24日 19時31分 】

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