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小野薬品の発表「意図的で不正確、訴訟も検討」 本庶氏代理人

オプジーボの特許契約について説明する会見で腕組みをする本庶教授(4月10日、京都市左京区・京都大)
オプジーボの特許契約について説明する会見で腕組みをする本庶教授(4月10日、京都市左京区・京都大)

 ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大の本庶佑特別教授ががん免疫治療薬「オプジーボ」を製造・販売している小野薬品工業に特許料率の見直しを求めている問題で、同社が京大への寄付を行う案を本庶氏側に提示したことについて、本庶氏の代理人を務める井垣太介弁護士が取材に応じた。

 井垣弁護士は「寄付という方法自体は、数年前から、本庶教授より小野薬品工業に打診していたものだ。しかし、昨年秋に同社から京大側に提案された寄付の金額は、同社より従前からなされていた特許料率の引き上げなどの提案に照らすと、明らかに引き下げ提案であり、京大も応諾していない。従前の引き上げ条件に基づく寄付などを求めているが、理由もなく拒否されて現在に至っている。こうした経緯を明らかにしていない今回の同社の発表は意図的かつ不正確で、同社が従前の提案を復活させないのであれば、訴訟提起を検討する」とコメントした。

【 2019年05月22日 21時56分 】

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