京都の歴史や文化に関する知識を問う「京都・観光文化検定試験(京都検定)」が13日、京都市内と東京都内で実施された。1級から3級まで計5676人(前年7461人)が受験。新型コロナウイルス対策がなされた各会場で、マスク姿の受験者が京都に関する多彩な問題に挑んだ。
京都検定は京都商工会議所の主催。17回目の今年はコロナ禍の影響か、会社の団体などでの受験が減少傾向で、全体の受験申込者数は前年比6339人と前年比で23%減少した。
3級は明智光秀とその時代、2級は京都のスポーツ文化に関する公開テーマ問題が出された。1級は新選組や岡崎公園などが文章記述問題で出題された。
(2020年12月14日付 京都新聞夕刊)