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地下鉄烏丸線

製造時期で異なる「顔」
洗車を終えたばかりの10系(京都市伏見区・竹田検車区)
 京都の大動脈、地下鉄烏丸線。竹田駅から国際会館駅までの13.7キロを、平日では162往復する。その運行を支える主力車両だ。
 1981年に京都−北大路間で開業、当時は4両編成の列車が往来した。7年後には6両に増えたほか、竹田や国際会館などへの延伸があり、これまで6回増車が行われている。現在20編成、計120両が活躍中だ。
 アルミの地肌がむき出しの車体に、鴨川をイメージした緑色のラインが走る。すべて同じ形状のように見えるが、製造時期によって運転席のある前面部が異なる。ひさしが出ているのが1、2次車=写真左で、窓を3枚設けられているのが3−6次車だ。
 電車には、電源につながったスイッチを瞬時に開閉して、モーターを動かすための必要な電流を取り出す「チョッパ制御」という仕組みが残る。竹田検車区主任の小池信一郎さん(36)は「古い技術だが大切にしている。安全で定時に走らせるため、工夫を続けていきたい」と話す。【10系の動画はこちら
<車番のなぞ> 烏丸線は6両編成。ある編成の車番を例にとると、竹田方向から1101、1201、1301と続き、その後1601、1701、1801と並ぶ。1401、1501がないのは、2両増やして8両運行の想定があるため。各駅ホームにもその停車スペースがある。

微妙に違う電車前面部