京都新聞TOP >2015全国女子駅伝
インデックス

山形 10位台へ躍進狙う

47代表 戦力分析


前回大会の9区で9位と健闘した北海道の清水美穂(1月12日)
前回大会の9区で9位と健闘した北海道の清水美穂(1月12日)
 前回、3大会ぶりの30位台(32位)に沈んだ山形は躍進を狙う。実業団しまむらのエース阿部有香里、全日本大学女子駅伝2位の大東大を引っ張る木村芙有加ら社会人、大学生の5人は粒ぞろい。全国高校駅伝出場の山形城北高勢、全員2年の中学生も力を秘める。吉田進監督は「10位台前半を目指す」と意気込む。
最近5年間の順位

北海道実業団勢がけん引

北海道は近年にない充実ぶり。実業団3チームからの4選手と全国高校駅伝19位の旭川龍谷高勢がリードする。ホクレンの清水美穂は日本選手権5000メートル2位の成長株。同駅伝1区5位の田中愛里は楽しみな存在。2人を前半に配し、アンカーには今季ホクレンに移籍した実力者・宮内宏子が控える。中学生が流れに乗れば、過去最高の15位(13、25回)も見えてくる。

 平均年齢17歳の福島は20歳が最年長という若さで挑む。全日本大学女子駅伝1区で2位の小枝理奈(大東大)ら大学生、社会人は伸び盛りの4人。高校生は東北高校駅伝3位の田村高勢6人で固めた。「これだけ若い福島チームは初めて」(畑中良介監督)という顔ぶれで、2大会ぶりの10位台を目指す。

 宮城は東北福祉大勢とふるさと選手が軸。前回1区20位と健闘した佐藤早也伽(東洋大)、国体少年女子B1500メートル7位の沢口真美絵(東北高)の2人で前半から流れに乗り、アンカー予定の岩川真知子(大塚製薬、立命大出)まで中位をキープしたい。

 前回41位の岩手は那須川瑞穂(ユニバーサルエンターテインメントAC)が2大会ぶりに加わる。大学生3人、高校生6人と若い布陣だけに、エースの走りに期待が集まる。

 秋田は全国高校駅伝12位の花輪高、全国中学駅伝9位の鷹巣中勢が中心。アンカー予定の九島麻衣子(三井住友海上)の踏ん張り次第では20位台も見える。前回25位と健闘した青森は全国高校駅伝5位の青森山田高勢が軸になる。ふるさと出場の若手ランナーを加えた総合力で挑む。

     ◇     

 第33回全国都道府県対抗女子駅伝に出場する47チームの代表が決まった。各チームの戦力を北からブロックごとに紹介する。

20年ぶり代表地元沸く 三浦愛日(宮城)

宮城の三浦愛日(あいか)=築館中=は、県北西の山間部にある栗原市内の中学生として約20年ぶりの代表入り。同市はシドニー五輪1万メートル代表の高橋千恵美(若柳中出)らの故郷で、久々の代表選出に地元も盛り上がっているという。
 宮城の斎康浩監督(古川工高)によると、栗原市から近年は代表が出ていなかった。三浦は陸上部のほか、スポーツ少年団「くりはらAC」で練習を重ね力を伸ばした。「栗原の大先輩に少しでも近づけるよう、初めての京都を思い切り走りたい」と意気込む。
【2014年12月26日掲載】