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インデックス

愛知 盤石の陣容V照準

47代表 戦力分析


前回大会の1区で3位と好走した愛知の鈴木亜由子(1月12日)
前回大会の1区で3位と好走した愛知の鈴木亜由子(1月12日)
 前回過去最高タイムをマークした愛知は、今大会も盤石の布陣で臨む。国際千葉駅伝で2区区間賞の鈴木亜由子(日本郵政グループ)や全日本大学女子駅伝で1区3位の荘司麻衣(中京大)が安定。全国高校駅伝6位の豊川高勢も好調で、ジュニア五輪3千メートル4位の松井優実(高豊中)も楽しみな存在。米田勝朗監督は「優勝を狙う」と力強い。
最近5年間の順位

静岡 手堅いリレー期待

前回7位の静岡は日本選手権3000メートル障害優勝の三郷実沙希らスズキ浜松AC勢が軸となり、高校生は世界ジュニア選手権3000メートルに出場した山本菜緒(常葉学園菊川高)らに力がある。中学生は3人とも3000メートル9分台と粒ぞろいで、手堅いたすきリレーが見込めそうだ。

 長野は学生中心の構成で6年ぶりの入賞を狙う。湯沢ほのから全日本大学選抜駅伝で4位に入った名城大勢、全国高校駅伝9位の長野東高メンバーに勢いがある。

 前回15位の三重は、全日本実業団対抗女子駅伝を連覇したデンソーから石橋麻衣(久御山高-佛大出)や岡未友紀、正井裕子がそろう。デンソーで合同練習も行う中高生の出来が鍵を握りそうだ。

 中高生8人のうち6人が初選出された新潟は若い陣容で臨む。全日本実業団対抗女子駅伝2区で9人抜きした小泉直子(デンソー)やシスメックスの主力・高山琴海を軸に序盤で流れに乗れるか。

 石川はふるさと出場の由水沙季(ユニバーサルエンターテインメント)ら実力者が並ぶ。力のある中高生が粘りたい。岐阜は全国高校総体3千メートル4位の青木和(益田清風高)や全日本大学女子駅伝7位に入った名城大の松山芽生に期待が集まる。アンカー候補の野村沙世(第一生命)にうまくつなぎたい。

 福井は全日本実業団対抗女子駅伝アンカーの松見早希子(第一生命)や佛大出の平井恵(キヤノンAC九州)を重要区間に配し、躍進をうかがう。富山は2011年世界選手権マラソン代表の野尻あずさ(ヒラツカリース)が柱。全国高校駅伝出場の富山商高勢の伸長に期待したい。

母の県高校記録更新 玉城かんな(長野)
 長野の玉城かんな(長野東高)が9月、3000メートルで9分11秒58をマーク、母さつきさんが保持していた県高校記録を23年ぶりに塗り替えた。「うれしかった。ずっと抜けなかったのでほっとした」と喜ぶ。

 走り込んだ手応えが成果につながり、5000メートルでも自己新を記録。父でもある玉城良二監督は「体と心がかみ合ってきた」と話す。先の全国高校駅伝は9位で入賞を逃した。「同じ京都で走らせてもらえるので、京都の悔しさは京都で晴らしたい」と奮起を誓う。

【2015年12月28日掲載】