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インデックス

岡山 天満屋勢奮起が鍵

47代表 戦力分析


全日本実業団対抗女子駅伝3区で区間新をマークした山口の高島由香(14日、宮城県塩釜市)=撮影・船越正宏
全日本実業団対抗女子駅伝3区で区間新をマークした山口の高島由香(14日、宮城県塩釜市)=撮影・船越正宏
 例年上位に食い込む岡山は強豪の天満屋や興譲館高勢が軸になる。全日本実業団対抗女子駅伝で小原怜が5区3位と好走したが、チームは16位に低迷し奮起が期待される。全国高校駅伝で実力を発揮できなかった興譲館高勢も雪辱の機会となり、広瀬洋介監督は「滑り出しをうまく走り、入賞圏内にとどまりたい」と話す。
最近5年間の順位

山口 高島の走りに注目

山口は、全日本実業団対抗女子駅伝3区で福士加代子(ワコール)の区間記録を破った高島由香(デンソー)の走りが注目される。草川智英ら全国高校駅伝7位の西京高勢や、3000メートル9分30秒台の中学生2人も力がある。過去5年は20位以下だったが、山村進監督は「面白い展開になれば。15位前後を」と期待する。

 広島は全日本実業団対抗女子駅伝で1区6位の田村紀薫(ユニクロ)と全国高校駅伝1区6位の小吉川志乃舞(世羅高)を前半に配置予定。山田(旧姓小鳥田)貴子監督は「スピードランナーがそろった。上位に食い込みたい」と意気込む。

 大学生がけん引する高知は、日本学生対校選手権1万メートル覇者の鍋島莉奈(鹿屋体大)が、全日本大学女子駅伝で区間新を出すなど好調。松田杏奈(松山大)も楽しみな存在で、永田克久監督は「先輩たちを超えたい」と県最高の記録と順位を狙う。

 徳島は、大塚製薬の伊藤舞(京都橘高-京産大出)や井上彩花(滋賀学園高出)が軸。高校生5人が3000メートル9分台で「近年にない充実ぶり」と大岩賢監督。県最高の2時間20分台を目指す。

 長年チームの柱だった浅羽(旧姓杉原)加代が抜けた島根は、田中真愛(日体大)ら1年生ながら全日本大学女子駅伝を経験した3人で穴を埋めたい。平均年齢17歳と若く、山藤泰俊監督は「将来につながるレースを」。

 愛媛は、日本選手権1万メートル10位の井原未帆(積水化学)と全日本大学女子駅伝4位の松山大勢が鍵。鳥取は津崎紀久代(ノーリツ)と全国高校駅伝出場の鳥取中央育英高勢が引っ張る。香川は主将の上田敏斗美(TOTO)や今秋発足した実業団、今治造船所属の関野茜を中心に躍進を期す。


陸上未経験で実業団へ高木明日加(香川)

 高校まで陸上未経験ながら、実業団入りした異色選手の高木明日加(小島プレス)が故郷の香川から初出場する。

 小、中学校に陸上部がなく、英明高でもバスケットボールに取り組んだ。陸上に興味があり、卒業後は高校の指導者の紹介でユニバーサルエンターテインメントへ。有力選手らと練習し、当初は16分半だった5000メートルの記録も5年間で15分台にまで伸びた。都大路初挑戦となる22歳は「テレビ中継もあるので、お世話になった人に頑張っているところを見せたい」と意気込む。
【2014年12月30日掲載】