京都新聞TOP > スポーツニュース > TKbjリーグ
インデックス

レイクス本拠地、滋賀・浜大津駅前に 民間主導で資金調達へ

プロバスケットボールの滋賀レイクスターズが集客アリーナ構想で用地に挙げている浜大津駅前の県・市有地(大津市浜大津5丁目)
プロバスケットボールの滋賀レイクスターズが集客アリーナ構想で用地に挙げている浜大津駅前の県・市有地(大津市浜大津5丁目)

 プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の滋賀レイクスターズが、本拠となる収容5千~6千人規模の集客アリーナを大津市中心部の京阪浜大津駅 前に建設する構想を6日までに明らかにした。滋賀県や同市から土地を無償で借り、民間主導で資金調達して施設を整備するとして、行政と協議を進め、地元経 済界の協力を求めている。コンサートなどの催事利用を進め、娯楽性の高いアリーナとして中心市街地の活性化につなげる考えだ。

■5000~6000人規模、建設費20億円

 レイクスによると、用地は現在空き地となっている浜大津駅北側の約8500平方メートルを想定。約9割が県有地、残りが市有地で、民間主導であれば県と市は土地貸借を前向きに検討する姿勢を示しているという。

  構想ではアリーナの面積は約6千平方メートル(バスケットコート1~2面)で3層構造。1階は1500~2千席の可動席とし、2、3階に各2千席前後の固 定席を設ける。年間稼働日数を約100日と想定し、30日をレイクスのホームゲーム、70日をコンサートや展示会、他のスポーツの試合で使うという。 2020年の完成を目指す。

 建築費は約20億円と試算し、個人や企業の寄付やスポーツ振興くじの助成金などで捻出する。運営は民間で担う。スタジアム建設募金団体が完成後に地元自治体に寄贈したサッカーJリーグ・ガンバ大阪の本拠地、吹田市立スタジアムの手法を参考にする。

 レイクスは8月下旬から大津商工会議所や地元経済界の有力者が集まる会合でアリーナ構想を説明。地域活性化の起爆剤となり、県内に「年約10億円の経済効果」をもたらすなどとして協力を呼び掛けている。

  レイクスは大津市のウカルちゃんアリーナ(県立体育館)を本拠とするが、Bリーグ1部参入要件の収容5千人を満たすため、立ち見席の増席などで暫定的にク リアした経緯がある。来季以降施設や財務に関するリーグのB1ライセンスを交付されない恐れがあり、アリーナ新設を急いでいる。

 レイクスの坂井信介代表は「好立地のためレイクスの試合に限らずさまざまなイベントで多くの集客が見込める。経済界の機運を高めて推し進めたい」としている。

 

【2016年09月07日配信】