京都新聞TOP > 京都サンガ応援特集

関西ダービー、サンガ燃えろ

サンガOB、関西4クラブOB激突

 J2第24節は18日、各地で行われ、京都サンガFCは、西京極陸上競技場でC大阪と対戦する。関西ダービーとなる一戦の前には、両チームのOBらによる「関西レジェンドマッチ2015」も予定されている。2試合目の采配となる石丸新監督が初勝利を挙げ、浮上のきっかけをつかむことができるか。注目が集まる。

歴史彩った名選手再び

倉貫一毅さん
倉貫一毅さん
水谷雄一さん
水谷雄一さん
美尾敦さん
美尾敦さん

 「関西レジェンドマッチ2015」(午後4時キックオフ)には、サンガの歴史を彩ったOBと、関西の4クラブで活躍したOBが激突する。かつての名選手たちは「真剣にプレーして楽しんでもらいたい」と意気込みを見せる。

 「サンガレジェンド」には、黒部光昭さんのほか、ピッチ上でリーダーシップを発揮した姿が印象深い倉貫一毅さん、GKとして活躍した水谷雄一さん、6季にわたりプレーした中払大介さんらが出場する。天皇杯優勝監督のゲルト・エンゲルスさんも駆けつける。

 対戦する「関西レジェンドクラブ」には、C大阪などで活躍した元日本代表の西澤明訓さんや、ともにサンガOBでもありC大阪でプレーした徳重隆明さんと鈴木悟さんらが出場する。

 現在もサンガのスタッフとして活躍する美尾敦さんも出場し「西京極で多くの人の前でプレーできることに感謝したい。本気の中での楽しさを追求してきた。こだわりをもってやりたい」と話し、倉貫さんは「プレーする機会を与えてもらいうれしい。楽しみながら感謝の気持ちを込めプレーしたい」と語る。

 出場予定の皆さんは次の通り。

 ▽サンガレジェンド 黒部光昭、倉貫一毅、水谷雄一、中村祐哉、美尾敦、姜成浩、中払大介、加藤大志、熱田真、冨田晋矢、小原昇、山田俊毅、ゲルト・エンゲルス

 ▽関西レジェンドクラブ 梶野智、西澤明訓、柳本啓成、江添建次郎、米山大輔、下村東美、伊藤友彦、鈴木正人、吉村光示、廣長優志、徳重隆明、真中靖夫、鈴木悟、春永代志、吉田孝行、佐々木博和

元サンガFW黒部さん

サンガでの現役時代を振り返る黒部さん(京都市中京区)
サンガでの現役時代を振り返る黒部さん(京都市中京区)

 2000~04年に京都サンガに在籍して03年の天皇杯初優勝に貢献し、05年にはC大阪でもプレーした元日本代表FW黒部光昭さん(37)が「関西レジェンドマッチ2015」に出場する。今年3月の現役引退後、初めてサンガとC大阪のサポーターたちの前に立つ黒部さんに、両チームや試合への思いを聞いた。

京都はキャリアで一番輝けた J2レベル向上。目先の1勝を

サンガでゴールを量産した黒部さん。左は元韓国代表の朴智星さん
サンガでゴールを量産した黒部さん。左は元韓国代表の朴智星さん

 -西京極でプレーするのは、富山時代の2012年以来だ。

 「京都は自分のキャリアで一番輝けた場所で、西京極は僕が一番点を取った場所。天皇杯を一緒に戦った懐かしいメンバーばかりで、とても楽しみ。元気に現役を15年間やらせてもらったという報告も兼ねて、ピッチに立ちたい」

 -現在のサンガの選手について。

 「4月に練習を見に行ったが、大黒選手の動きだしは一級品。本当にすごいストライカー。駒井選手とは富山時代に対戦し、とてもいい選手だと思った。ドリブルのキレやスピード感は誰が見てもすごい。宮吉選手にも頑張ってほしい」

 「一緒にプレーした(中山)博貴はベテランの域だが、京都でずっとプレーしている。僕も入団した時、京都で引退できたら幸せだろうなと思っていた」

 -サンガへの期待を。

 「J2はレベルが上がり、どこが勝ち抜けるか計算できない。目先の1試合に勝つために準備することが大事だ。後のことは後で考えればいい。毎試合を100パーセントの力で戦ってほしい」

 

天皇杯決勝で攻め込む黒部さん(2003年1月1日、国立競技場)
天皇杯決勝で攻め込む黒部さん(2003年1月1日、国立競技場)

 -C大阪での思い出は。

 「僕がプレーした2005年は、FC東京に勝てば優勝だったのに、試合終了間際に追いつかれてG大阪に優勝された。悔しい気持ちが多かった。今も現役の酒本選手とは一緒にプレーした。一つのクラブにずっと在籍するのはすごいこと。うらやましくもある」

 -サンガ対C大阪の関西ダービーについて。

 「求めるのは点の取り合い。サッカーの醍醐味(だいごみ)はゴールシーン。0-0の痛み分けよりも、スタジアムが沸くような試合を見たい。得点の数が多いほどみんな興奮して帰ってもらえるはず。熱の入った試合を期待したい」

 くろべ・てるあき

 徳島県出身。徳島商高-福岡大。2000年にサンガに加入。その後、C大阪、浦和、千葉、福岡、富山と5クラブを渡り歩き、昨季はタイでもプレーした。ヘディングが強く、サンガ2年目の2001年にJ2で30ゴールをマーク。7試合連続とJ2の連続得点記録も作り、サンガ在籍5年間で70得点とクラブ最多得点を記録した。J1通算114試合28得点、J2通算231試合65得点。日本代表として4試合に出場。

【2015年07月16日掲載】