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非難の横断幕

サポーターら、ブーイング

ホーム最終戦を終えてあいさつする山中社長にサポーター席からは批判する横断幕が掲げられた(11日、京都市右京区・西京極陸上競技場)
ホーム最終戦を終えてあいさつする山中社長にサポーター席からは批判する横断幕が掲げられた(11日、京都市右京区・西京極陸上競技場)

 昇格争いに絡めなかった低迷に、スタジアムからはブーイングが飛び交った。サッカーJ2の京都サンガFCは11日、ホーム最終戦となる東京ヴェルディ戦に0-1で敗れ、西京極陸上競技場(京都市右京区)に詰めかけたサポーターに勝利を届けられなかった。試合後のセレモニーでは、フロントを批判する横断幕がゴール裏に掲げられた。

 サンガは1試合を残して11位と低迷。2015年の17位に次ぐ下位で終えることが確定している。セレモニーで山中大輔社長は「残念な結果になったが、引き続き感動を与えられるチームになるよう全力を尽くす」とあいさつ。しかしその最中、サポーターのブーイングが鳴りやむことはなかった。布部陽功監督は「J1昇格という目標を達成できず、責任は監督の私にある。スタッフ、選手たちにはねぎらいの言葉をかけてほしい」と呼び掛けた。

 ゴール裏のサポーター席には、山中社長や強化部の幹部を名指しして、責任の追及や説明を求める横断幕が掲げられた。サポーター席の前でマイクを持った菅野孝憲主将は「選手は自分たちに責任があると思っている。来季は必ず昇格を達成できるように頑張るので、応援をよろしくお願いします」と頭を下げた。

 パート従業員斉藤智子さん(56)=城陽市=は「引き分けばかりでもったいない試合が多かった。もっと若手の頑張りを見たい」と訴えた。会社員大浦智史さん(47)=右京区=は「戦術がうまくいかなかったと思う。それでも京都に住んでいるからには地元のチームを応援したい」と切実に語った。

布部監督続投へ

 京都サンガ、来季

 J2京都サンガFCが来季も布部陽功監督(44)を続投させる方針を固めたことが11日、分かった。今季は昇格争いに絡めず一度も10位以内に入れていないが、来季も継続的な指導体制が必要と判断したという。

 布部監督は今季、J1柏のヘッドコーチから監督に就任し、2年契約を結んでいる。現在サンガは13勝15分け13敗の11位。クラブ幹部は「低迷は強化部の責任もある。監督は選手たちを統率できており、若手も成長している。監督は次々と変えない方が良い」としている。

【2017年11月12日掲載】