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サンガキャンプ 「中田流」で試行錯誤

J2琉球との練習試合で競り合うサンガの仙頭(中央)=沖縄県八重瀬町・東風平運動公園サッカー場
J2琉球との練習試合で競り合うサンガの仙頭(中央)=沖縄県八重瀬町・東風平運動公園サッカー場

 J2京都サンガFCは7日、J2に初昇格した琉球と、沖縄県八重瀬町の東風平運動公園サッカー場で練習試合(45分×3本)を行った。1、2本目は主力組を二つに分ける形で臨み、1-2だった。1本目は豪雨のため32分で打ち切り、仙頭が2本目にPKから得点した。練習生が3人出場した3本目は0-1で終わった。闘莉王は体調を考慮し、別メニューで調整した。

練習試合、5バックも

 今季のスタートから4バックで練習してきたサンガは、沖縄キャンプで5バックの守備を試している。中田監督は「状況によって人数をかけて守備のブロックをつくり、相手の自由にさせないようにしたい」と狙いを語る。試行錯誤は続く。

 琉球との練習試合で最も良い連係が見られたのは2本目。コンパクトな陣形で相手にスペースを与えず、攻撃に転じると最後尾の庄司が中盤に上がりパスをさばいた。守備ラインを組んだ下畠は「庄司君の攻撃の持ち味も出せたし、しっかりDFをコントロールできた」と手応えを示す。

 フォーメーション以外にも、選手起用の面で従来のやり方にとらわれない「中田流」の試みが見られた。プレーの幅を広げる目的で、右サイドバックのベテラン石櫃が左サイドに配置された。石櫃は「何回かやったことがあり、それほど違和感はなかった」と話したものの、新鮮さは際だった。ボランチの重広も「昨季より流動的に動けている」と語る。

 ただ、全体を通して相手のプレッシャーに苦しんでパスが寸断される場面が目立ち、反撃を浴びた。隙を突かれて3失点し、この試合で唯一のゴールを決めた仙頭は「5バックの意味を考えないといけない」と守備の構築に頭を巡らせる。

 中田監督は4バックと5バックの併用を示唆し、「今日はあまり練習していない形にトライして、慎重になりすぎたと思う。チャレンジャー精神を持って戦ってほしい」と奮起を促した。

【2019年02月08日掲載】