民主滋賀県連 「凍結」に転換
 「民意と乖離あった」

 民主党滋賀県連は八日、野洲市内で幹事会を開き、二日の知事選で新幹線新駅建設の凍結を公約にした嘉田由紀子氏(五六)が当選したことを受け、党が掲げてきた「推進支持」から「凍結支持」に方針を転換することを決めた。

 幹事会では、選挙の敗因や今後の党方針を話し合い、推薦した現職の国松善次氏(六八)の落選理由を「県連の方針と決定は、民意と乖離(かいり)があった」とした。新幹線新駅問題については「嘉田氏の当選は、議論の仕切り直しをするべきだという民意だ。凍結を支持する」として、これまでの推進方針を一転させた。

 川端達夫代表は「報道機関の調査でも、民主党支持層の多くが嘉田氏に投票したとされる。県民の期待を大きく裏切ったことを反省し、再出発を図る」と、方針転換の理由を説明した。新幹線新駅問題に対する対応は「建設推進の意思はリセットし、凍結に向けた具体的な提案を待って、(嘉田氏と)一緒に議論する」とした。

 また、知事選に対する責任問題について、川端代表は「(幹事会で)責任を問う意見はなかった」とし、県連代表の続投を示唆した。

[2006年7月9日掲載]