ごあいさつ

 京都新聞社は、京都と滋賀の言論報道機関として読者の皆さまの信頼と支持をいただき、140年に及ぶ歴史を刻んできました。「我らは正義を守る」「我らは自由を守る」「我らは真実を守る」。本紙の羅針盤であるこの三つの社是は、フェイクと呼ばれる虚偽のニュースや情報がインターネットに氾濫する現代にあって、一層の重みを持ち、輝きを放っています。

 新聞の果たすべき最も基本的な役割は、信頼できる情報の提供にほかなりません。丁寧な裏付け取材によって揺るぎない事実を明らかにするとともに、多彩な角度から徹底的に検証し、価値づけし、読者に分かりやすく伝えられるよう、日々全力を傾けています。

 新聞づくりの要は人です。取材記者だけでなく、広告営業や印刷、販売など多くの力を合わせて初めて、読者の皆さまのもとに毎日、良質の新聞をお届けすることができます。新聞の一頁一頁に込められた作り手の情熱をぜひ感じ取ってください。

 デジタル社会にふさわしい新たな情報発信にも力を入れています。スマートフォンの普及によって、いつでも、どこでも、簡単に欲しい情報を探せるようになりました。歴史と文化に恵まれた京都・滋賀ならではの魅力的な地域ニュースを、映像や音声とともに多彩な方法で積極的に発信していきます。ご期待ください。

 京都、滋賀とともに―。京都新聞は、読者のみなさまに共感していただける紙面づくりとデジタル発信を通じて京都・滋賀のより良い未来に貢献すべく、これからも歩み続けます。

京都新聞社 代表取締役社長 主筆  山内康敬