読者写真コンテスト「大好き!!京滋の風景」第51回結果

 桜を中心に、自然を題材にした作品が非常に多く集まりました。一方で、人を題材にした作品は極端に少なかったのが今回の傾向でした。人を撮るのは難しいですが、写真の基本でもあります。果敢に挑戦してみてください。

 最優秀賞は、城田さんの「冷える朝」を選びました。朝霧に包まれた由良川橋りょうとそこを渡る列車の取り合わせは、これ以上ない素晴らしさです。優秀賞には、鳥たちが獲物を奪い合う瞬間を捉えた上田さんの「これは私のものよ? これ俺のものだよ」を選びました。松好さんの「花絨毯(じゅうたん)を行く」は、桜のじゅうたんの中を進む十石舟を待ち構え、春の名残を巧みに表現しました。

 佳作では、塩見さんの「スイセンに囲まれて」が印象に残りました。手前にぼかした花を入れて作品に奥行きを出す手法が光ります。森さんの「エナガ団子」は、一列に並んだひなたちの姿がなんともかわいいです。災害で倒れるも見事な花を咲かせた桜の木を写した中川さんの「災害を乗り越えて」は、逆光をうまく利用し、たくましい生命力を描き出しました。 (写真部長 奥村清人)

 

最優秀賞 「冷える朝」(宮津市・由良川橋りょう) 城田祥男

デジカメ、18〜200ミリ、F9、1000分の1秒、ISO800
【評】朝霧に包まれた鉄橋を行く列車。なんともフォトジェニックな風景です。この作品のように遠目から撮るも良し。川面から見上げたショットも見てみたい題材です。
 

優秀賞 「これは私のものよ!! これ俺のものだよ」(長浜市・姉川) 上田喜好

デジカメ、500ミリ、F6.3、2000分の1秒、ISO400
【評】激しく獲物を奪い合う鳥たちの姿を見事に活写しました。超望遠レンズを構えて粘り強くファインダーをのぞき続けたたまものです。それにしてもおいしそうな稚アユですね。
 

優秀賞 「花絨毯を行く」(京都市伏見区) 松好良和

デジカメ40ミリ、F9、500分の1秒、ISO320
【評】水路を埋め尽くした桜の花びらのじゅうたんを惜しげもなく進む十石舟。春の名残を強く感じさせる1枚です。
 

以下佳作

「スイセンに囲まれて」(大津市・びわ湖バレイ)塩見芳隆

 

「エナガ団子」(西京区)森春美

 

「災害を乗り越えて」(京都市)中川敬三

 

「工事中」(左京区)疋田真也

 

「ジャンプ」(下京区・京都水族館)村山哲哉

 

「煌く波紋」(左京区・金戒光明寺)西正幸

 

「シャガの咲く道」(綾部市老富)荻野誠

 

「陽春」(長浜市木之本町)多喜信一

 

「おおきな木の下で」(京都府京丹波町・丹波自然運動公園)山下文行

 

「人気者」(宇治市・平等院)渡辺和

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