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 京都新聞は、観光都市京都のパワーアップを目指して企画「観光・京都おもしろ宣言」をスタートさせました。人々の価値観はいま、物の豊かさから心の豊かさに移りつつあります。京のまちは伝統、歴史、自然環境と、どこを取っても格別な魅力をたたえてきました。京都新聞はそうした魅力に光を当て、京都を元気にする紙面を多彩に展開するとともに、フォーラムやイベントの開催、伝統文化体験の案内など、さまざまな「おもしろ」企画を発信していきます。

ブログが大人気 上七軒・市まめさん


 観光客にとって一番「京都らしい」と映るのが花街だろう。昨年12月に始めたブログが大人気の上七軒の舞妓、市まめさん=写真=は、地元・西陣出身の17歳。若い現代の舞妓の目からみた京都の魅力を語ってもらった。

舞妓の踊り たんと見に来て

 −ブログへの反応はどうですか。

 「お返事をたくさんもろてうれしおす。舞妓さんに興味もってくれはる人がたくさんいはるなあって、驚いてます。宴会で東京に寄せてもろた時も『ブログしてる舞妓さん?』って聞かれたり、ブログで知ってくれてはるお客さんに宴会に呼ばれたりしてます」

 −舞妓さんになったきっかけは。

 「小学5年の時に初めて上七軒の北野をどりを見せてもろて、舞妓さんらがものすごいきれいな格好で舞台に立ってはったんどす。楽しそうで、うちもやってみたいなって思たんどす。女性のお客さんから『舞妓さんにあこがれる』って言うてもうた時は、記念になったらと思って舞妓さんの格好を体験できるお店を紹介させてもろてます」

 −舞妓さんの生活にはなれましたか。

 「お客さんが楽しんで、また来てくれはったら一番うれしおす。少しずつなれてきましたけど、言葉遣いはまだ難しおす。髪を結うてるさかいにコンビニエンスストアにも行けしまへん。髪の毛をおろせるのはお盆とお正月ぐらいで、髪の毛中心の生活どす」

 −四月は花街の踊りもあり、京都観光が本番を迎えます。

 「京都は回り切れへんぐらいええとこがありますし、何度でも楽しめるのが魅力やと思います。お客さんも『また来たくなる』ってよう言うたはります。サクラは平野さん(平野神社)がきれいどす。北野をどりでは、二部の座敷粋曲選に出させてもらいます。曲はみじこおすけど華やかで舞妓さんらしい踊りどす。たんとの人にきてほしい思てますので、どうぞおたの申します」


【春の花街公演の予定】


 ▼祇園甲部・都をどり 4月1日〜30日 祇園甲部歌舞練場=東山区花見小路四条下ルTEL075(541)3391▽開演=後0時30分、2時、3時30分、4時50分▽4300円〜1900円

 ▼宮川町・京おどり 4月8日〜23日 宮川町歌舞練場=東山区川端通団栗下ル宮川町TEL075(561)1151▽開演=後0時30分、2時30分、4時30分▽4300円〜3800円

 ▼上七軒・北野をどり 4月15日〜25日 上七軒歌舞練場=上京区北野上七軒TEL075(461)0148▽開演=後1時、3時(5時公演がある日も)▽4300円〜3800円

 ▼先斗町・鴨川をどり 5月1日〜24日 先斗町歌舞練場=中京区先斗町通三条下ルTEL075(221)2025▽開演=後0時30分、2時20分、4時10分▽4300円〜2000円


※日時、料金はいずれも予定。

[京都新聞 2006年3月31日掲載]