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 京都新聞は、観光都市京都のパワーアップを目指して企画「観光・京都おもしろ宣言」をスタートさせました。人々の価値観はいま、物の豊かさから心の豊かさに移りつつあります。京のまちは伝統、歴史、自然環境と、どこを取っても格別な魅力をたたえてきました。京都新聞はそうした魅力に光を当て、京都を元気にする紙面を多彩に展開するとともに、フォーラムやイベントの開催、伝統文化体験の案内など、さまざまな「おもしろ」企画を発信していきます。

体験しよう! とっておき玉手箱

座禅

 座禅に取り組める寺院も京都に点在している。早朝の凛(りん)とした雰囲気の真如堂(左京区)。30分間の座禅に挑んだ水戸市の江原隆さん(51)、幸子さん(47)夫婦は「心を見つめ直す貴重な時間が得られました」。真如堂TEL075(771)0915は、日時や人数など要相談で座禅体験を受け付けている。南禅寺(左京区)TEL075(771)0365は毎月第2、第4日曜午前6時から無料の暁天坐禅会を開いており、毎回数十人が参加する。大覚寺(右京区)TEL075(871)0071では300円から般若心経の写経体験ができる。

能楽

 能や舞踊など伝統芸能を学ぶ機会も、京都は恵まれている。金剛流の若手能楽師、宇高竜成さん(24)は、4月から隔月土曜に初心者でも能を楽しめる一日体験会を始める。初回は4月29日。少し角度を変えるだけで表情が違って見える能面の説明をはじめ、謡や仕舞も体験できる。参加費4000円。会場は、下京区富小路通高辻上ルの、けいこ舞台を予定。「能は『橋弁慶』など京都ゆかりの演目もあり、知るほどに面白いですよ」と宇高さん。毎週木、金曜に開いている教室の見学も随時可能。携帯電話080(5321)1501。

着物

 京都で洋服から着物に着替え、観光地に出掛ける「着物レンタル」が若い世代に人気だ。NPO法人(特定非営利活動法人)あいらぶKYOTO(中京区西ノ京南聖町)は、一人4000円(土日・祝日は500円増)で着物や足袋、草履など一式を貸し出し、着付けもしてくれる。着物は200点以上あり、夏は浴衣もそろえる。利用者は手ぶらで訪れればよく、神戸市の星野敏江さん(20)は「祇園や京都らしい場所を着物で歩くのがあこがれだった」と満足そう。観光客がホテルや旅館で着付けができる出張サービスもある。申し込みはTEL075(812)3401へ。

京料理

 京料理や和菓子など京都の食文化は奥深い。京料理の老舗「道楽」(東山区正面通本町西入ル)が毎月第2月曜に開く伝承京料理勉強会は、十代目当主の飯田知史さん(46)が調理場を開放し、料理の作り方を伝授している。だしのとり方などの初歩的な技術から、春はタケノコ、夏はハモなど旬の料理を7―8品を学べるとあって、遠方から訪れる人も多い。実習後は美しく盛りつけられた料理を一品ずつ座敷でいただける。時間は午前11時から約3時間。受講料は材料や昼食代込みで1万円。予約はTEL075(561)0478。



[京都新聞 2006年3月31日掲載]