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新店続々、VRで忍者修業体験も 京都・東山の商店街

古民家を改装した施設でVR(仮想現実)の忍者修業を楽しむ利用者=京都市東山区
古民家を改装した施設でVR(仮想現実)の忍者修業を楽しむ利用者=京都市東山区

 空き店舗の増加が目立っている古川町商店街(京都市東山区)で、地域の好環境に着目した新しい店のオープンが相次いでいる。VR(仮想現実)で忍者修業を体験できる施設や綿菓子の専門店など、非日常を楽しめる店が商店街に新風を吹き込んでいる。

 7月下旬、以前は八百屋の店舗兼住宅として使われていた建物で2軒の新しい店が開業した。1階には、作品鑑賞だけでなく芸術家との交流も楽しめるギャラリーがオープン。2階には、手裏剣投げや吹き矢のほかVRで本格的な修業体験ができる「NINJA VR KYOTO」が開店した。欄間や破れたふすまなど古民家の風情を生かした施設での体験は、観光客からも好評という。

 同商店街はかつて、錦市場商店街(中京区)にならい、「東の錦」と呼ばれていた。精肉店や鮮魚店など住民の暮らしに密着した店が軒を連ねたが、近年は店主の高齢化などを背景に廃業や閉店が続く。一方で、祇園と岡崎を結ぶ場所にある好立地から、ゲストハウスに改装される旧店舗も多い。

 ゲストハウスの増加に伴い、観光客が行き交う状況に着目したのが、今年3月にオープンした綿菓子店「JEREMY&JEMIMAH」(ジェレミーアンドジェマイマ)だ。運営会社の代表を務める椿森杏利沙(つばきもりありさ)さん(36)は「せっかくの立地条件なのに、シャッターが目立ってもったいない。新しい流れをつくりたい」と話す。店舗兼住宅だった点を生かし、2階は綿菓子をゆっくりと味わえるスペースに改装した。

 新たな出店による商店街活性化への期待も高まっており、古川町商店街振興組合の藤村洋平理事長は「まずはここを通る人が増えてほしい。その動きが、地元の人に愛される商店街の復活につながれば」と話している。

【 2017年08月31日 09時00分 】

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