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カラスなりきり田楽奉納 京都・美山

「カア、カア、カア」とカラスの鳴き声を上げながら跳んで奉納する「からす田楽」(南丹市美山町樫原)
「カア、カア、カア」とカラスの鳴き声を上げながら跳んで奉納する「からす田楽」(南丹市美山町樫原)

 京都府南丹市美山町樫原の川上神社(大原神社摂社)でこのほど、古くから伝わる「からす田楽」が奉納された。カラスをまねた独特のしぐさで、五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を祈った。

 府登録無形民俗文化財の第1号として知られる。例年は9人の氏子で営まれるが、高齢化の影響もあって、今年は笛1人、太鼓3人、約15センチの細長い板を束ねた楽器のさらさ4人の8人で行われた。

 境内の3カ所で演奏し、烏帽子(えぼし)をかぶったカラス役が「カア、カア、カア」と鳴き声を上げながら、前に3回跳びはねた。見物人たちは、神妙な表情で見守っていた。

 世話人の中川泰夫さん(77)は「途絶えないように続けていきたい。そのためには、他の地域の人に神事を知ってもらうことも大事だと思う」と話していた。

【 2017年10月13日 11時20分 】

ニュース写真

  • 「カア、カア、カア」とカラスの鳴き声を上げながら跳んで奉納する「からす田楽」(南丹市美山町樫原)
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