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熱々おいしく厄落とし 京都・三宝寺で「大根焚き」

檀家が時間をかけて炊き上げたダイコン(京都市右京区・三宝寺)
檀家が時間をかけて炊き上げたダイコン(京都市右京区・三宝寺)

 一年間の厄を落とす「大根焚(だ)き」が3日、京都市右京区の三宝寺であった。冬晴れの境内で訪れた人が湯気の立ち上がる熱々のダイコンを頰張り、無病息災を願った。

 同寺では、日蓮の命日に合わせ毎年12月の第1土、日曜に営んでいる。亀岡市の農家から仕入れたダイコン500本を、檀家の女性らがだしやしょうゆで一昼夜煮込んだ。

 大釜には、芯まで味が染み込んだ厚切りのダイコンがびっしりと並び、次々と参拝者のもとに運ばれた。日蓮が好んだと伝わるユズを使った炊き込みご飯もあり、訪れた人が冬の味覚を楽しんだ。

 東京都から夫婦で訪れた小澤政和さん(72)は「口の中で溶けるようなダイコンの味わいがおいしかった。来年も健康に過ごしたい」と笑顔だった。

【 2017年12月04日 11時14分 】

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