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バス運転手失神でハンドル操作 京都、高校生ら事故防ぐ

生徒らが見守る中、感謝状を受け取る宮前さん(右)=京都市中京区・洛陽総合高
生徒らが見守る中、感謝状を受け取る宮前さん(右)=京都市中京区・洛陽総合高

 運転手が気を失ったバスを止めて事故を未然に防いだとして、京都府警は22日、京都市中京区の洛陽総合高に通う2年宮前皓介さん(17)=北区=に感謝状を贈った。

 府警や市交通局によると、9月22日朝に北区で2人の乗客を乗せた市バスの運転手が、交差点前の信号で停止中に意識を失った。バスが動きだすと異変に気付いた乗客の宮前さんがハンドルを操作して危険を回避し、通りかかって飛び乗ったインストラクター河合隆太朗さん(42)=北区=がバスを停止させた。

 贈呈式は冬休み前の全校集会で行われた。宮前さんは生徒らが見守る中、府警の棚上達夫交通部次長から感謝状を受け取った。

 棚上次長は「一つ間違えば大事故になった。宮前さんの勇気ある一歩に感謝状を贈りたい」とたたえた。

 宮前さんは「怖かったが、その場にいたのですべきことをしようとためらいなく動けた。運転手さんが無事で良かった」と話した。

 府警は19日に河合さんにも感謝状を贈っている。

【 2017年12月23日 09時34分 】

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  • 生徒らが見守る中、感謝状を受け取る宮前さん(右)=京都市中京区・洛陽総合高
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