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「田舎暮らし魅力」民宿開業へ 京都・大江山の移住男性

収穫したソバの実を確かめる小澤さん。大江山の麓の自宅で来年、農家民宿を開業する(福知山市大江町佛性寺)
収穫したソバの実を確かめる小澤さん。大江山の麓の自宅で来年、農家民宿を開業する(福知山市大江町佛性寺)

 大江山の麓にIターンした京都府福知山市大江町佛性寺の農業小澤五男さん(62)が農家民宿「そばの実 おざわ」を来年、開業する。移住歴10年以上の経験を生かし、そば打ちやこんにゃく作りなどを体験できる宿にする計画で、「移住の先輩として田舎暮らしの魅力を伝えたい」と意気込んでいる。

 小澤さんは「田舎暮らしがしたい」と2005年、大阪府茨木市から銀行を早期退職して移住。富士山に近い静岡県御殿場市で育った小澤さんは、美しい空気や清流にひかれて大江山への移住を決め、ソバや米、野菜を育てている。

 農家民宿は、農林漁業を営む住民が自宅に有料で宿泊客を受け入れ、農作業や郷土料理づくりなどを体験してもらうことで近年、注目されている。

 大江山は鬼退治伝説で有名なほか、山頂付近では雲海を見ることができる。小澤さんは、大江町の暮らしや地域の魅力を伝えようと、旅館業法の簡易宿所の営業許可を取った。

 宿は、昭和30年代に建てられた自宅農家で、5人が宿泊できる部屋を用意。移住後に兵庫県で習ったそば打ちを中心に、キノコや野菜の収穫などが体験できる。1泊食事付き8千円で、食事は小澤さんと共同で調理する。

 まずは来年1月13、14日に市が大江山周辺で実施する移住体験ツアーの参加者を受け入れ、そば打ちで交流する。小澤さんは「冬場の雪解けを待って本格的に始めたい。収穫の喜びは何ものにも代え難く、宿泊が移住のきっかけにもなれば」と話す。宿泊の問い合わせは小澤さん090(5162)3702。

【 2017年12月28日 17時00分 】

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