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スマホ連動看板、嵐山観光快適に 京都府など実証実験

嵐山周辺の地図や店舗情報などを案内する電子看板。スマートフォンとも連動している(京都市右京区・京福電気鉄道嵐山駅)
嵐山周辺の地図や店舗情報などを案内する電子看板。スマートフォンとも連動している(京都市右京区・京福電気鉄道嵐山駅)

 京都府や企業などがICT(情報通信技術)を活用して周遊観光を促す実証実験を行っている京都市右京区の嵐山地域で9日、観光案内用のデジタルサイネージ(電子看板)が披露された。スマートフォンと連動し、周辺の地図や店舗情報を取得して表示することで快適な観光をサポートする。

 電子看板は米通信機器シスコシステムズの日本法人が開発し、京福電気鉄道の嵐山駅に設置した。島津製作所子会社の島津アドコム(中京区)が運用する。京福電鉄の運行時間や周辺のイベント、天気などの情報を英語、中国語を含む3カ国語で案内する。

 地元企業のサービスやソフトも取り入れた。観光マップと位置情報を連動させる技術はITベンチャーのストローリー(下京区)が提供。QRコードを読み込んでスマホに表示でき、地図上の土産店や飲食店で使える電子クーポンも入手できる。

 電子看板の半径2キロ以内にいる人がツイッターなどのSNSに投稿した画像を、人工知能が判別して一覧表示する機能もある。写真映えするスポットを目当てに、観光客が地域を散策する効果が期待できるという。

 実験は7月末まで。今後は混雑情報も提供する計画で、観光客を分散させる効果を検証する。

【 2018年03月09日 22時30分 】

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