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暗夜の奇祭、4年連続分裂へ 京都・宇治、県祭の梵天渡御

県祭の安全対策会議。今年も梵天渡御が分裂開催されることが明らかになった(宇治市宇治・宇治商工会議所)
県祭の安全対策会議。今年も梵天渡御が分裂開催されることが明らかになった(宇治市宇治・宇治商工会議所)

 「暗夜の奇祭」として知られる京都府宇治市の県(あがた)祭(6月5~6日)で、ハイライトの梵天(ぼんてん)渡御を、県神社と県祭奉賛会が今年も別々に行うことが23日分かった。「分裂渡御」は4年連続13回目。

 宇治商工会議所(同市宇治)での安全対策会議で、大阪や兵庫の担ぎ手でつくる奉賛会の西木雅海・梵天総取締役が「役員と担ぎ手120人態勢で行う」と説明し、県神社の田鍬到一宮司は「県祭は県神社の例大祭。粛々と催行したい」と述べた。

 両者は神事などを巡って関係がこじれ、2004年以降は、新型インフルエンザの影響で祭りが中止になった09年と、奉賛会が自粛した14年を除き別々に梵天渡御を行っている。祭りでは約500の露店が並び、昨年は約12万人(県祭安全対策推進協議会発表)が訪れた。

 会議では、各関係者から当日の警備態勢や交通規制について報告があった。

【 2018年05月24日 10時53分 】

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