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山科三条街道の定期落語会25年 京都、笑福亭仁智さん出演へ

25年間にわたって地域に笑いを届けてきた「龍野落し語の会」。この日は学生時代に観客として訪れた桂二葉さんが高座に上がった(京都市山科区御陵大津畑町)
25年間にわたって地域に笑いを届けてきた「龍野落し語の会」。この日は学生時代に観客として訪れた桂二葉さんが高座に上がった(京都市山科区御陵大津畑町)

 京都市山科区の山科三条街道商店会で酒販店を営む龍野英次さん(57)がプロの噺(はなし)家を招いて定期的に開いている落語会「龍野落(おと)し語の会」が、今年で25周年を迎えた。店舗の2階を会場に、山科の名物寄席として親しまれ、長年地域に笑いを提供してきた。次回、7月の開催は150回の節目となり、新しい上方落語協会会長に就任した笑福亭仁智さんがゲスト出演する。

 かつて素人参加番組に出場したほどお笑い好きの龍野さんが、店の特色づくりと商店街に人を呼び込むきっかけにしようと、店鋪の改装に合わせて1993年に落語会を始めた。奇数月に開き、知人の落語家桂梅團治さんと笑福亭岐代松さんの紹介で毎回3人のプロが出演。身近なネタを盛り込んだ龍野さんによる前座も好評だ。

 5月の落語会では京都橘大の学生時代に観客で来ていたという桂二葉さん(31)が高座に上がり、軽快な語り口で会場を沸かせた。「立派に成長した姿を見られてうれしい」と龍野さん。関西の落語家の半分以上は同落語会に出演しているという。

 出演のお礼や交通費でほぼ毎回赤字というが、「『落語会をやってるねん』というのが一番の自慢になった。これからも頑張りすぎずに続けていきたい」と話す。

 150回目の25周年記念落語会は7月18日午後7時開演。会場は山科区御陵大津畑町32のリカーコレクション龍野。前売り券1800円、当日券2千円。同店075(595)5358。

【 2018年06月24日 15時30分 】

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