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大玉スイカの宙づり栽培に挑戦 京都の高校生、地這えと遜色なく

防獣ネットを使って宙づりで育てた大玉スイカを収穫する堂園さん(右)と山田さん=京丹後市弥栄町・峰山高弥栄分校
防獣ネットを使って宙づりで育てた大玉スイカを収穫する堂園さん(右)と山田さん=京丹後市弥栄町・峰山高弥栄分校

 京都府京丹後市弥栄町の峰山高弥栄分校の生徒たちが大玉スイカを宙づりにする「立体栽培」に取り組んでいる。19日には重さ10キロに迫る大玉を収穫し、生徒たちは「(地面をはうように育てる)地這(ぢば)え栽培と遜色のない物ができた」と胸を張る。

 農園芸科3年堂園将暉さん(18)と山田兼矢さん(17)。同校では、昨年の3年生が個性的な栽培方法の試みとして、メロンの宙づりをヒントにスイカの立体栽培を初めて実施した。今年は実用化を目指して2人が課題研究で取り組んだ。

 大玉スイカはメロンのおおむね6倍の10キロ近くになるため、玉づりが難しい。2人は5月上旬に苗を植え付けた後、つり下げ用のネットにさまざまな物を代用するなど試行錯誤を重ねた。また地這えと立体栽培の違いだけでなく、有機肥料と化学肥料の出来栄えの差なども調べた。

 20株を植えて育ったのは目標の半分の20玉といい、2人は「玉づりなど手間は掛かるが日々の管理は立体の方が簡単。1株当たりの収量を上げる方法を考えたい」と話していた。

【 2018年07月20日 08時50分 】

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