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太刀に見立てた石柱並ぶ 京都・鍛冶神社

再整備した鍛冶神社の境内について説明する小川勝章さん(右)=京都市東山区・鍛冶神社
再整備した鍛冶神社の境内について説明する小川勝章さん(右)=京都市東山区・鍛冶神社

 京都市東山区の粟田神社敷地内にある鍛冶神社で、作庭家の小川勝章さん(44)=東山区=が再整備した境内が披露された。同神社ゆかりの太刀に見立てた石柱が並ぶ新たな境内で、参列者たちが完成を祝った。

 粟田口は刀の名工が住んだ場所で、鍛冶神社は刀工の三条小鍛冶宗近や粟田口藤四郎吉光を祭る。近年の刀剣ブームで多くのファンが訪れることから境内を再整備することにし、明治を代表する作庭家「植治」七代目小川治兵衞直系の勝章さんが担当した。

 新たな境内は約50平方メートル。太刀をモチーフに、これまでの鳥居に替えて2本の石柱を注連縄(しめなわ)でつなげた「注連柱」にしたほか、社の後方に刀剣が並び立つよう6本の石柱を使用した。

 5日の同神社例祭に合わせて行われた新境内の披露式典には約30人が参列。粟田神社の佐々貴敏道(ささきとしみち)宮司から感謝状を受け取った勝章さんは「太刀を思わせる石柱が社を守っているようなイメージにした。厳かな雰囲気になったので、ぜひ参ってほしい」と話していた。

【 2018年08月07日 10時17分 】

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