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京都南部、「茶」で観光消費額伸び 全体は5年連続最高更新

京都府内市町村の2017年の観光消費額
京都府内市町村の2017年の観光消費額

 京都府は2017年の市町村別の観光消費額をまとめた。茶の産地をPRする観光施設が開業した府南部の町村で伸びが目立った。観光客が集中している京都市と、他の市町村の合計で1人当たりの消費額を比べると、10倍超の開きがあった。

 府内全体の消費額は前年比3・8%増の1兆1884億2300万円となり、5年連続で過去最高を更新した。うち京都市が1兆1267億8700万円で、95%を占めた。13市町村で前年を上回り、13市町が減少した。

 伸び率が最も高かったのは、特産の茶にちなんだカフェや観光案内所がオープンし、茶畑の景観が人気の和束町で、前年比約5倍の7億8300万円だった。次いで向日市が32・5%増の1億4千万円、宇治市が21・8%増の131億4200万円、道の駅の集客が好調な南山城村が16・2%増の18億3500万円となった。

 エリア別の消費額は、山城223億円、丹後178億円、南丹135億円、中丹71億円、乙訓8億円。

 1人当たりの消費額は、京都市の2万1013円に対して他の府域は1854円となった。宿泊利用の有無が、大きな差が開いた要因となっている。

 府観光政策課は「民泊を含め滞在型の施設をPRし、広く府域を回ってもらう取り組みが重要になる」としている。

【 2018年08月19日 12時00分 】

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