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新入部員来た!3年ぶりカヌー同好会復活 京都・木津高

夏の日差しの下、水上で技術を磨く木津高カヌー同好会のメンバーたち(京都府笠置町笠置)
夏の日差しの下、水上で技術を磨く木津高カヌー同好会のメンバーたち(京都府笠置町笠置)

 メンバー不在で休会状態だった木津高(京都府木津川市木津)のカヌー同好会が今年、3年ぶりに活動を再開した。1年生5人が入会し、全員が未経験者だったが大会も経験した。秋の新人戦に向け、真夏の空の下でパドルを動かし、木津川の水面を疾走している。

 強い日差しが注ぐ8月上旬。笠置町笠置の笠置大橋上流の木津川をカラフルなカヌーが走る。「体を使って大きくこいで」。パドルを操る生徒に向け、顧問の増田麻佐子教諭(56)の声が響いた。

 同高のカヌー同好会は、インカレや国体で優勝経験のある増田教諭が5年前に赴任して立ち上げた。カヌークラブがあるのは府内でも同高と久美浜高(京丹後市)、綾部高(綾部市)の3校のみだ。

 この2年間は入会者ゼロが続いたが、本年度に入って男女5人が入会した。放課後、笠置町の木津川へ移動して練習に励んでいる。

 メンバーたちは6月にインターハイ予選の府大会と近畿大会に出場した。初体験のレースは緊張の連続だったが、出場した4人全員が転覆することなく目標の完走を果たした。「自然を相手に思うようにいかないことがある中で、自分をどうコントロールするかがカヌーの魅力。それを生徒たちに感じてほしい」と増田教諭は話す。

 中学時代は美術部員だったキャプテンの女子生徒(15)は「最初は風や波に左右されて大変だったけど、すいすい進むと気持ちいい」と笑う。11月の新人戦に向けて「みんなで楽しかったといえるように頑張りたい」と猛暑の中、レベルアップに汗を流している。

【 2018年08月25日 17時00分 】

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