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集落照らす大松明の炎、無病息災願う 京都・南丹

高さ5メートル近くの大松明に火をともす住民たち(京都府南丹市日吉町中世木・普門院)
高さ5メートル近くの大松明に火をともす住民たち(京都府南丹市日吉町中世木・普門院)

 京都府南丹市日吉町中世木の普門院で24日夜、府登録無形民俗文化財の火祭り「牧山の松明(たいまつ)」が営まれた。3本の大松明の炎が夜風に揺れ、住民たちが豊作や無病息災を願った。

 午後7時半ごろ、住民たちがはしごを使って約5メートルの大松明に点火すると、パチパチと音を立てて勢いよく燃え上がった。炎が晩夏の山里を照らす中、境内を歩いて「お千度参り」をした。

 松明行事は愛宕山信仰に基づき、100年以上前から続く。祭りに携わる牧山区では現在4世帯7人と過疎と高齢化が進み、近隣住民などの協力を得て伝統を守っている。

 牧山松明保存会の中川輝男さん(81)は「西日本豪雨で地区が被災したが、絶やさず続けることができて良かった」と語った。

【 2018年08月26日 10時20分 】

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