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どんぶり?実はプリン 京都・福知山のスイーツ店人気

カツ丼や寄せ鍋など多彩などんぶりプリン(福知山市堀・スイーツカフェパステル)
カツ丼や寄せ鍋など多彩などんぶりプリン(福知山市堀・スイーツカフェパステル)

 おいしそうなにおいが漂ってきそうなカツ丼。よく見ると、カツ部分はミルフィーユパイ、とき卵はミカン、米の部分はプリンでできている。自身が創作したスイーツ「どんぶりプリン」が、「インスタ映えがする」と若い世代を中心に人気を集めている。

 創作したのは豊谷健一さん(45)。兵庫県豊岡市出身で、18歳からパティシエとしての修業を始め、17年前に京都府福知山市内のケーキ店で店長に就任した。2年前に念願だった独立を果たし「スイーツカフェパステル」を同市堀にオープンさせた。

 どんぶりプリンの着想を得たのは昨春のこと。プリン用に使っていたふた付きカップが丼のように見えたことから、冗談半分で色とりどりのフルーツを盛り付け、海鮮丼風プリンを作った。その試作品の画像がSNSに投稿され反響を呼び、市販化を決めた。

 当初は1日12個程度をほそぼそと販売していた。しかし、そのリアルな造形と、不思議なかわいらしさがネット上で話題となり、主に口コミで人気が拡大していった。

 今ではラーメンや寄せ鍋、マーボー豆腐など約10種類を販売している。1日に150個ほどを手作業で作っているが、開店から2時間ほどで完売してしまう。最近では愛知や東京、秋田など全国各地からプリンを求めて客が集まる。

 一番の喜びは「お客さんの驚く顔と笑顔」と話す。現在は、もっと多くの人を驚かせたいと、新作づくりに励んでいる。「新たな名物として、スイーツのまち・福知山を盛り上げるきっかけになってほしい」と、今日も腕によりを掛ける。

【 2018年08月31日 06時00分 】

ニュース写真

  • カツ丼や寄せ鍋など多彩などんぶりプリン(福知山市堀・スイーツカフェパステル)
  • どんぶりプリンを見つめる豊谷さん(福知山市堀・スイーツカフェパステル)

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